システム運用管理者の徒然日記

日々勉強、日々仲間に助けられ、何とか過ごしております。

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2014年07月

"DNSServer=" パラメータがサポートされなくなった

Notes/Domino 8.5.3 FP4 から "DNSserver=" パラメータがサポートされなく(使用できなく)なりました。
notes.ini に、当該パラメータを指定しても無視され、DNS 設定は OS 設定で動作する仕様となります。

TCP/IP の設定における優先/代替 DNS サーバーの IP アドレスを変更せずとも、notes.ini に直接 DNS サーバーの IP アドレスを指定すれば動作したので、重宝していたのですが。

IBM社の技術情報を調べてみましたが掲載されていないようであり、以下の Fix List に記載されておりました。

■Notes/Domino Fix List - SPR Number BSTS838NYV
http://www-10.lotus.com/ldd/fixlist.nsf/SPR/BSTS838NYV


参考として、DNSServer パラメータに関するIBM社の技術情報は以下の通りです。

■(参考)DNSServer パラメータと OS の DNS 設定の関連について
http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21467881


 

Notes クライアントが起動しない (ロードしています...しばらくお待ちください)

Notes アプリケーションを実行し、パスワードを入力後、起動ゲージは動いているが 「ロードしています...しばらくお待ちください」 のまま起動できない。

◼︎環境
Notes 8.x Standard版


この現象は、前回終了の際に、Eclipse が正常に終了しなかった為に発生した可能性があります。

Notes 8.x Standard版は、Eclipse のプラグインにて動作している為、Basic版とは異なります。

Notes 8 (Standard Configuration) is a culmination of new goals, and new technologies to support those goals; it makes use of the Java-based Eclipse technology to enhance existing Notes functionality (mail, calendar, contacts, etc.) and provide new features such as sidebars, etc. Eclipse architecture allows the integration of other applications, such as Productivity Tools and Composite Applications, into Notes.

◼︎What's new in Lotus Notes 8 client?
http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21264877


"%Notes インストールフォルダ%¥Data¥workspace" フォルダを退避させ、再度、Notes クライアントを起動して見てください。
※上記フォルダは、Notes 起動時に再作成されます。

"%Notes インストールフォルダ%¥Data¥workspace¥.metadata¥.plugins" フォルダの退避でも可能だと思いますが、念の為、元フォルダごと再作成しています。

Domino Administrator、Lotus Domino Designer にても同様の現象が発生する場合がある為、上記の作業を実施して見てください。


workspace フォルダの退避にて改善しない場合は、当該フォルダと共に "Cache.NDK" ・ "desktop8.ndk" ・ "bookmark.nsf" を退避し、Notes クライアントを起動して現象が改善するか確認。

なお、Basic版では Eclipse は使われていない為、同様の現象が発生した場合は、"Cache.NDK" ・ "desktop8.ndk" ・ "bookmark.nsf" を退避して Notes クライアントを起動し、現象が改善するか確認してください。


上記で改善しない場合は、Notes クライアントの再インストールが必要だと思われます。

Exchange Server 2013 のインストール

前回の記事(Exchange Server 2013 がインストールできない)でインストールしては見たものの、やはり正常動作は出来ない状況でした。

再度、構築し直した際に、EAP クラッシュの修正プログラムを適用せずにインストールしたら、正常にインストールが完了。

<過去エントリ>
Exchange 管理センター (EAC) を操作中に IE がクラッシュする

 ■マイクロソフト セキュリティ情報 MS12-077 - 緊急
  https://technet.microsoft.com/library/security/ms12-077


MS への問い合わせは行っていないので原因は不明ですが、取り合えず稼動している状況です。

IE9・IE10が正常に終了しない

Internet Explorer 9 より実装された GPU レンダリング の設定により、IE の動作に不具合が発生する場合があります。

その際は、[インターネットオプション] - [詳細設定] - [GPU レンダリングでなく、ソフトウェア レンダリングを使用する] のチェックボックスをオンにし、Internet Explorer を再起動して見てください。


◼︎初心者でもわかる! IE で GPU レンダリングを無効にする (IE10/IE9)
http://support.microsoft.com/kb/2618121/ja


現象が変わらないようであれば、「セーフモードとネットワーク」 で Windows を起動し、ウイルス対策ソフト等が起動していない状態で現象が発生するかを確認。

発生しないようであれば、何らかのソフトウェアに因るものなので、不要なソフトウェアをアンインストールするか、別のブラウザをインストールをご検討ください。

Exchange Server 2013 がインストールできない

前回の記事(Microsoft Exchange Information Store サービスが開始されない)で、Exchange Server 2013 の再インストールを実施しようとしたところ、Exchange Server がアンインストール出来ず。

仕方がないので、Exchange Server を OS から再インストールを行い、DC 側で Exchange Server 関連の OU を削除しましたが、Exchange Server 2013 が正常にインストール出来ない。

■EXCHANGE SERVER を強制的に削除して、再構築する(その1)
 http://blog.kintarou.com/2010/07/28/deleting-forcibly-and-reassembling-exchange-server/


ここまで来たら、時間を掛けて調査するよりも、全部再構築した方が時間が掛からないと思って実施したところ、今度は Exchnage Server のインストール Step 11 でエラー。
アプリケーションログやシステムログに、エラーは出力されていない状況。

再度、setup.exe を実行するも、エラーで終了。

現象は全然異なりますが、前回記事であった以下の手順を実施したところ、インストールは完了しました。
正常に完了との表示は出ず、インストール画面が消えていたので正確には分かりませんが、サービスは全て稼動し、[Microsoft Exchange Information Store] サービスの再起動を実施したところ、正常に起動出来た為、一先ずこれで様子を見ようと思います。

<手順>
1、DC で [グループポリシーの管理] を起動。
2、[Default Domain Policy] - [コンピュータの構成] - [ポリシー] - [windows の設定] - [セキュリティ の設定] - [ローカルポリシー] - [ユーザー権利の割り当て] を選択。
3、「監査とセキュリティ ログの管理」 で "%ドメイン名%Exchange Servers" を追加。
4、DC 上でコマンドプロンプトを起動し、「gpupdate /force」 を実行。
5、Exchange Server をOSから再起動。



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