システム運用管理者の徒然日記

日々勉強、日々仲間に助けられ、何とか過ごしております。

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2018年01月

CentOS 7系の初期設定

以下は、CentOS 7.4 Minimal(7.4.1708)で実施。

<備忘録>
・ インストール時にネットワーク設定は行わず、インストール完了後に編集した方がよい。
・ バージョン確認は、「cat /etc/redhat-release」にて確認。
・ ファイル名やファイルパスが不明の場合は、「find / -name '○○'」で検索。
・ 1プロセスが動作しているかは、「ps auxww | egrep "○○|PID" | grep -v grep」にて確認。

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## 画面サイズ(解像度)の変更
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vi /etc/default/grub
GRUB_CMDLINE_LINUX="・・・quiet vga=771"

「vga=771」を追記(800x600, 256色)


以下のコマンドを実行し、設定を適用。
※コマンド未実行の場合は、再起動を実施しても適用されません。

grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub.cfg


サーバー再起動にて、設定を反映。

shutdown -r now


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## インターフェースの設定変更
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※インターフェース名を変更する必要はないが、変更する際の備忘録として記載。
※ifcfg-xxx の編集は実施してください。


以下を実行し、インターフェース名を確認。

ls /etc/sysconfig/network-scripts


ファイル名を「eth0」に変更し、インターフェース設定を変更。

mv /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ensXX /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0

vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0

BOOTPROTO=static
・・・
IPADDR=XXX.XXX.XXX.XX
PREFIX=XX
GATEWAY=XXX.XXX.XXX.XXX
DNS1=XXX.XXX.XXX.XXX
・・・
NAME=eth0
DEVICE=eth0
ONBOOT=yes

        ( ※ ★ は、追加項目 )

サービスの再起動を実施し、設定を適用。

systemctl restart network

**********************
## デバイス名の変更
**********************

vi /etc/default/grub

GRUB_CMDLINE_LINUX="・・・quiet net.ifnames=0 biosdevname=0"


以下のコマンドを実行し、設定を適用。
※コマンド未実行の場合は、サーバーの再起動を行っても設定が反映されず、
  ensXX が残り、デフォルトルートの設定も入ったままになる。

grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub.cfg


サーバー再起動にて、設定を反映。

shutdown -r now


**********************
## 設定確認
**********************

"eth0" の認識と、IPアドレスが設定されているか確認。

ip addr


"default" のルートが、ルーターのIPアドレスになっていることを確認。

ip route


また、自身とルーターに Ping 実施にて、応答があることを確認。



★ここまで実施すれば、TeraTerm(SSH2、プレーンテキスト)でIPアドレスでの接続可。


**********************
## hosts 記載
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vi /etc/hosts

<自身のIPアドレス> <ホスト名.ドメイン名> <ホスト名>

例)xxx.xxx.xxx.xxx test.abc.local test



##################################
## ホスト名の変更
##

vi /etc/hostname

「localhost.localdomain」を削除し、ホスト名を記入。

※コメントアウト(#)しても認識するため、削除。


サーバー再起動し、設定を反映。

shutdown -r now



##################################
## 個別サービスの停止、無効化
##


**********************
## SELinux の無効化
**********************

以下のコマンドを実行し、有効(Enforcing)であることを確認

getenforce


以下のファイルを編集し、無効に設定。

vi /etc/selinux/config

SELINUX=disabled


サーバーを再起動し、無効化を適用。

shutdown -r now


以下のコマンドを実行し、無効(Disabled)であることを確認

getenforce


**********************
## 各サービスの停止、無効化
**********************

systemctl stop firewalld
systemctl stop postfix

systemctl disable firewalld
systemctl disable postfix


以下のコマンドにて、「Active: inactive (dead)」であることを確認。

systemctl status firewalld | grep active
systemctl status postfix | grep active


以上


 

カッコいい!スイッチングハブ

機器の導入や設定の入れ込みなどで現地で作業する際、数人で作業を行う場合はLANポートが足りない状況が発生します。
ギガビット対応までは不要なので、小型でカッコいいスイッチングハブを探していました。

目に留まったのが以下のスイッチングハブでしたが、すでに生産終了。
本体の大きさは名刺サイズで、USB給電が可能なので良かったのですが。。



<メーカーサイト>
・「ETX-SH5S」シリーズ
http://www.iodata.jp/prod/network/lanadapter/2004/etx-sh5s/ 


そこで見つけたのが以下のスイッチングハブ。
大きさも名刺サイズで、メッチャ軽い!
しかもUSB給電も可能なので、言うことなし!!



<メーカーサイト>
・「LAN-SW/PSxE」シリーズ
http://www.logitec.co.jp/products/lan/lanswpse/index.php

miniUSB-ACアダプタは付いていますが、電源コンセントを確保しないといけないのと、持ち運びに不便。そこで、「miniUSB → USB A」の変換ケーブルを用意すれば完璧です。




サイズも重さも、満足度が高い買い物になりましたー。


それでは。


 
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